TOEIC Part6は全部で12問の穴埋め問題です。
長文の途中がところどころ空欄になっていて、あてはまる回答を毎回4つの選択肢の中から選んでいきます。
問題数は少ないですが、900点以上を目指す場合、ここは満点を稼いでおきたいです。
その為にもしっかり攻略方法を身につけておきましょう!
とりあえずPart6で悩んでるヒマはない!
Part6の問題数は全パートの中で最も少なく、全体のおよそ5%しか占めていません。
なので、おのずとここに時間を割く事はできず、次に待ちうけている怒涛のPart7に与えられる限りの時間を残すべく、できるだけ高速で解いていく必要があります。
目安として、Part6の12問は5分で完了しておきたいです。
となると、1問につき25秒で解いていく計算になります。
TOEICのPart5とPart6は偉大なるラスボス、Part7の前座のようなもの。
それを常に頭にいれながらPart5とPart6は最速で終わらせる気持ちで挑みましょう。
Part7は長文問題の連続でただでさえ頭を悩ませ時間をとられ易く余裕がなくなります。
前のパートからそれを見越してたっぷり時間を与えて落ち着いて長文問題に挑めるように整えておくこともハイスコアへのカギになります。
かといって、前のパートをただ早く解いて点が取れなければ意味がないので、素早くかつ正確に解けるよう対策をしっかり頭に入れてスピードを踏まえた練習もこなし慣れさせておきましょう。
空欄が独立系か文脈系か見極める
Part6は長文の穴埋め問題で、解き方のパターンが大きく独立系と文脈系の2つにわかれます。
文章の内容関係なく前後の単語だけ読んで解ける問題→独立系
ある程度前後の文脈を理解しないと解けない問題→文脈系
●独立系
代表的なのは以下の様に異なる品詞の単語が並んでいるもので、空欄の前後だけを見て解けます。
We are pleased to offer these productions at ( ) prices ・・・
(A)popularly
(B)popularize
(C)popular
(D)popularity
正解は(C)
●文脈系
わかり易い例だと人称代名詞があります。
I will keep ( ) in touch with company director
(A)him
(B)you
(C)her
(D)them
このカッコにはyou,him,her等誰が入るかは前後の文脈から内容を見て判断するしかありません。
全体では12問中独立系が8問前後を占めているので、内容を追わなくてもサッと解ける問題の方が多いです。
残り大体4問前後が文脈系になりますが、ここでもやはり1問に割ける時間が25秒なのを考慮するとスピーディに解く必要があります。
まず空欄を見て独立系、文脈系のどちらにあてはまるか振り分けて解き易い独立系から解いていくことをおすすめします。
文脈系問題でつまずいて想定外に時間を食いそうであれば、直感で選んだものをとりあえず塗りつぶしておき、さっさと見切りを付けて、後から発見しやすいように小さい印を問題につけておきPart7を解いて余裕があったらまた戻ってくるようにする方法がおすすめです。
長文は全部読むべきか?!
このPart6に関しては2つの派閥があります(笑)
とりあえず、時間はないけど、長文を全部読んで解くべき派と、前後の単語だけで解ける問題が大半を占めてるから読む必要ないでしょ派ですw
私はどちらでもない、長文をパッと見てケースバイケースで対応する方法がいいと思います。
Part6は4つの長文に入れる穴埋め問題になっていて、最初の方の長文は比較的簡単で文脈系問題にしても多少空欄前後の文章を多めに読むだけで複雑な文章はあまり出てきません。
それが後半の長文になると空欄を含む一段落が3,4行と長かったり、結局まじまじと文章を読むはめになっている事が多い気がします。
しかし、どちらの場合にせよ、まず最初に長文をパッと見て、e-mailなのか何かのアナウンスの文面なのか頭に入れて解き始めたほうが状況をイメージし易くて解き易いです。
その上で、何だか文章自体も短くて、簡単な独立系問題中心だなと思えばそのまま文章を気にせず解き易い独立系問題から解いていけばいいと思います。
逆に、文章も多く文脈系問題の比率が高いと思えば、ある程度上から文章を追っていった方が結論的には解き易いと思います。
但し、ここでいう文章を追うもほぼマッハで目で文章を追う程度です。(笑)
前半の簡単な長文の時に時間をかけない分、後半の長文に回す感覚です。
やはりTOEIC900点辺りを目指すならば、少ない文脈問題も落としたくないのでこの方法がいいかと思います。
ここではやはり長文の速読が効率的に問題を解く上で重要になってくるので日頃から空いた時間になるべく英語の文章を読むことを習慣付けることをおすすめします。o’-‘)