TOEIC Part7は怒涛の長文問題で全部で48問。
シングルパッセージと呼ばれる普通の長文が9つ、
ダブルパッセージと呼ばれる2つの長文を照らし合わせて答える文が4つから成り立っています。
正直TOEICを受けてる人はこのパートが一番苦手もしくは嫌いな人が多いと思います。
ここでPart7のコツをしっかり掴んで高いスコアに繋げられるように対策しておきましょう!
解き易そうな短い文から進めるのがコツ
一旦Part7に入ったら全部のパッセージをサクッと見ましょう。
そこで、これは難しそう、苦手な英文だとか、うわ、やたら長いな等、ざっくり把握しておきます。
そして、9つほどあるシングルパッセージを解き始めるのですが、短い文書からどんどん解いていく事をおすすめします。
まあ大体、長文の長さは問題の順番に比例して長くなっている事が多いですが、最初に見てサッとチェックしておきましょう。
最初9つあるシングルパッセージのうち7つ位まで解いた後、最後の2つが問題の難易度も高めで時間がかかる場合が多いので、そこで次のダブルパッセージに進んで後でその問題に戻って解くのもありです。
後半のシングルパッセージの長文の内容が解き易そうだったり、思った程長くなかったり、またダブルパッセージの印象が思ったより難しめだったりしたら、そのままシングルを全部終えてからダブルに行っていいと思います。
本番ではどんな英文が出るかわからないので、最初から方法を決め付けるのではなく、その場で長文を見て判断して臨機応変に対応していくのがベストだと思います。
設問の先読みで読むべき箇所を抑える!
解き方としてはまず、最初に文全体をパッと見て文書の形式を見て、手紙なのか、告知なのか、記事なのか等を把握します。
そして次にタイトルと特に内容が要約されている長文の1行目辺りをザッと見て、何について書かれた文書なのかを理解します。
それから設問を見てキーワードとなる単語を抑えながら本文を読み進めていきます。
例えば設問に日付がある場合は、本文でその日付がでてきたら、その周辺を注意して読み、人名がある場合はその人は文書内ではどういう立場なのかというのをチェックした上で読んでいきます。
文書パターンは決まっている
TOEICのパート全般の攻略法として言えることですが、パートごとにある程度パターンは決まっています。
Part7も例外ではなく、きちんと出易い文書パターンがあるので事前にそれらに慣れて対策しておいた方がいいにこしたことはありません。
タイトルや最初の1文はその文書全体の概要をキャッチするのに重要な部分なのでしっかり読むようにしましょう。
<手紙、ビジネスメール等>
最もよくでる頻出の問題。
目的・解決先などが問われる。
差出人は誰で誰に何の目的で送ったかを把握する。
目的は最初の方に書かれていることが多いのでしっかり読む
<広告>
誰のための何の広告なのかをしっかり把握する。
申し込み方法やサービス、割引等も問われ、その答えは大抵最後の文書に書かれている。
<新聞等の記事系>
パッと見文書に特徴がなく難しい印象だが、タイトルと最初の方の文書で大まかな概要が掴めるのでしっかり読む。
<お知らせ、求人募集>
応募資格やスキルが問われる。
お知らせは変更点を聞く問題が出やすい。
<マニュアル、説明書>
使い方や、注意事項を聞かれる
<申込書、アンケート>
フォーム記入式になっていて、文書も少なく見た目がわかり易いので解き易い。
大抵、フォームの中に出てくる項目について聞かれる。名前や、住所、申し込み方法等。
言い換え表現に注目!
これはTOEICのパート全般に言えることですが、文書内と設問では違う言い換えられた表現が出てくるので注意しましょう。
例えば、company(会社)はfirmと言い換える事もできるし、その他↓
買う:buy=purchase
延期する:put off=postpone
好む:like=be fond of~
提出する:submit=hand in
等、日頃から単語を調べる時は類義語も注意して一緒に見ておくようにしましょう。
Part7はシュミレーションが攻略の大きなカギ!
TOEIC Part7の長文攻撃を制すには、時間管理をしっかりする事が攻略のカギになってきます。
その為には、TOEICの公式問題集でテスト同様の状態で何度もシュミレーションして要領を掴んでおくのが最もスコアアップに繋がる効果的な勉強法になります。
何度もシュミレーションして繰り返す事で、自分がどこに時間を取られて、何が苦手なのかわかってきます。
何が苦手かがわかればこっちのもの。おのずと何を練習すればいいのか対策が見えてくるので、そこを集中して学習すればいいのです。