TOEICの単語をひたすら覚えていくのって結構しんどいですよね??
特に900点以上を目指すには、約10,000語の単語の知識が必要だといわれています。
でも10,000なんて数字を聞くと途方もなくなってしまいますね><
それを攻略するためには、単語をどうやって効率よく頭にインプットしていくかが鍵になってきます。
単語の覚え方はいろいろありますが今回は語源で覚える方法をご紹介します。
語源を知っている事で、思い出せない単語の意味も、大体こういう方向の単語かなと予測することができるので、非常にリーディングに役立ちます。
単語一つ一つの由来を知ると一見違う単語の中にも共通点を見出して発見があったり、世界も広がり楽しく勉強できますよ♪
まずはTOEICでもよく出る単語を中心に語源を紹介していきます。
TOEIC頻出の単語を語源で記憶してみよう!
●「ac」 ~の方へ / 付加
accompany: ac (~の方へ) + com (一緒に) + pan 仲間 (パンを一緒に食べる間柄から由来) ⇒同行する、付き添う
I accompanid her shopping. 私は彼女の買い物に付き添った。
acquire: ac (付加) + quire (求める) ⇒手に入れる、獲得する
She acquired fame as actress. 彼女は女優として名声を得た。
●「re」 再び / 強意
represent:re (再び) + present (述べる、表示する) ⇒代表する、表す
He represented our university at the meeting. 彼は大学を代表してその会議に出席した。
resume:re (再び) + sume (ラテン語でsumereは”取る”) ⇒再開する、再び始める
I resumed working after dinner. 夕食後にまた仕事を続けた.
●「pre」 前もって
precise: pre (前もって) + cise (切られた) =前もってきちんと(スケジュールや分量など)切っておく ⇒正確な、きちんとした
She told me the precise location of the shop. 彼女は店の正確な位置を教えてくれた。
●「pro」 前へ、前に
profound: pro (前へ) + found (底) =底へ深く ⇒深い、重大な
It has a profound effect on society. それは社会に深い影響を与えた。
proceed: pro (前に) + ceed (進む) ⇒前進する、始める
I proceed with the project. 企画を進める。
●「ad」 ~の方へ
adequate: ad (=to、~の方へ) + equate (=equal、等しい) = 等しい方へ ⇒適切な、十分な
She is adequate to the job. 彼女はその仕事に適している。
●「sur」 超える
surplus: sur (超える) + plus (加える) ⇒過剰の、余り、黒字
India had a trade surplus this year. インドは今年貿易が黒字だった。
●「de/dis」 離れる / 反対、否定 / 強意
distribution: dis (離れて) + tribute (贈る物) ⇒分配、配布
The magazine has a wide distribution. その雑誌はぼう大な発行部数がある.
dismiss: dis (離れる) + miss (送る) =離れたところに送る⇒解雇、解散させる
The owner dismissed an employee. そのオーナーは従業員を解雇した。
detect: de (否定) + tect (覆う) →覆いを取る ⇒見つける、検出する
Criminal was detected by a security camera. 犯人が監視カメラで発見される
●「ex」 外へ
expose: ex (外へ) + pose (置く) =外に置く ⇒さらす、暴露する。
She exposed her past. 彼女は過去をさらけ出した。
excess: ex (外へ) + cess (進む) ⇒過剰、過度
He works to excess everyday. 彼は毎日過度に働きすぎだ。
●「sign」 サインする
resign: re (再び) + sign (サインする) =辞める時のサイン ⇒辞職する
He resigned as chairman. 彼は議長を辞めた。
assign: as (=to、 ~へ) + sign (サインする) ⇒割り当てる、指定する、任命する。
She was assigned to the New York branch. 彼女はニューヨーク支店に配属された。
●「in」 内側へ
invest: in (内側に) + vest (着る)=権力の象徴である服を着るが由来して財産、権力を与えるの意味に ⇒投資する
I invest huge amounts of money in my business.ビジネスに膨大な資金を投じる。
●「en」 ~の中に
enforce: en (~の中に) + force (力) ⇒施行する、強いる
The government enforced the law . 政府は法律を直ちに施行した。
encounter: en (~の中に) + counter (向かい合った) =出くわす、直面する
I encountered a friend in the cafe. カフェで友人と出くわした。
●「con」 共に、一緒に
contempt:con(共に)+tempt(そそのかす)=軽蔑、侮辱
She has a fine contempt for him. 彼女は彼をひどく軽蔑している。
conduct:con(共に)+duct(導く)=導く、案内する、行う
I will conduct the interview. インタビューを行う。
ネットやアプリでも語源をチェック!
Gogengo!
単語の語源がアルファベット順に一覧で確認できるサイトです。とてもわかり易く見易い作りになっています。
大まかに見ていくと語源の規則性みたいなのが徐々に分かってくるので、語源がいまいちわかりずらいと言う人はとりあえずこのサイトをザ~ッと見てみることをおすすめします。
こちらアプリでもチェックできます。

weblio
こちらは知っている方も多いと思いますが、weblioというオンライン辞書のサイトです。
わからない単語を検索して終わる方が殆どだと思いますが、ページの下のほうにいくと「語幹」「接頭辞」という項目で語源も確認できるのでぜひ今度からはそちらもチェックしてみてください。
特に覚えずらい単語の場合は何か覚えるとっかかりを作ることが大事なので、一緒に見ておくことをおすすめします。
おすすめの語源の参考書
何度も改装版が出ていて語源の辞書ではベストセラーの一冊です。
語源の本は大抵収録語彙数が少なかったりするのですが、こちらは約5000語も載っています。
沢山の語彙があると、関連性のある単語をまとめて覚えれて便利ですし、何よりシンプルで無駄がないので手元に1冊おいておいて気になる単語があったときにサッと覚え方を確認できて便利です!
こちらは語源に加えてイラストも載っているので、単語のイメージが膨らんで脳に定着しやすいです。
自分で語源から意味を連想できるか当てる問題があったり、随所に単語を覚えるための様々な工夫がしてあります。
単語を覚えるとき語源で覚えるといかに効率的かというのを少しでも感じていただけたでしょうか?
始めは語源特有の成り立ちがわかりずらかったりするかもしれませんが、規則性を見出してくると、次第にツリーのように連想の輪が広がっていって単語の意味を導き易くなってきます。
また慣れてくると、単語を覚えるときに自分の頭の中で語呂合わせのようにその単語を分解して、こう考えれば覚え易いかも!とあみ出しても行けるのでおすすめの単語の記憶法です!